大橋運輸の取り組み
大橋運輸では「地域に貢献できる企業でありたい」との想いから、地域に密着した環境保護や、障がいを持つ方の社会参加支援、交通安全推進、地域健康プロジェクトなど様々な活動を地域の皆様と共に進めています。
健康への取り組み
大橋運輸では、少子化により労働力人口の減少が本格化していく中で、社会を支えていくには社員の方に健康で長くはたらいてもらうことが大切だと考えています。また、社員が定年した後も健康で暮らして欲しいという想いから、2022年に健康経営理念「現役時代に良い健康習慣を身につけ定年後も健康で暮らす」を掲げ、取り組みを広げています。
食育、運動習慣、睡眠、禁煙、メンタルヘルス、情報発信それぞれの面からサポートを実践し、「社員の健康増進」活動に特に力をいれています。
「社員の健康増進」活動の一環として、健康効果のある高気圧O2ボックスの導入、管理栄養士による社員の健康管理、乳酸菌飲料の配布を行っています。また、新たなる挑戦として2025年より『禁煙採用』をスタートし、今後も社員が長く健康に働けるカラダづくりをサポートする体制を整えています。
2023健康経営優良法人中小ブライト500を受賞
運輸業にとって安全は大切ですが、その安全は身体の健康が基礎として大切です。大橋運輸では社員が健康に長く働けるように、社内の保健師・管理栄養士が社員の健康をサポートしています。
また、地域の皆様にも毎週・無料健康相談として保健師と管理栄養士が情報を提供しています。7年連続で健康経営優良法人に認定され、2023年は中小規模法人部門上位のブライト500にも3年連続で選出されました。
安全への取り組み
積極的に安全活動に力を入れ、社員一人ひとりの安全運転への意識を高めています。社内のみならず、社外においても幅広い交通安全運動に力を入れ、安心・安全なまちづくりにもつながるよう活動しています。
地域の社会への取り組み
瀬戸市の高齢者割合が3割強である地域課題に対して、社員の健康サポートで蓄えた健康ノウハウを地域の皆様向けに「健康寿命を延ばす」活動として始めました。
おはなし広場(市民健康無料相談)
毎週月曜日に「たいやきわらしべ瀬戸店」の店内にて、地域の皆さんに向けて食事・運動・睡眠などに関するお悩み相談会や、ワークショップを行っています。
おはなし広場は、地域のコミュニティの場としてもご利用いただき、高齢の方や一人暮らしの方の交流ができる場を目指しています。
地域健康プロジェクト(太極拳、ヨガ、バランスボール体験)
要介護になる原因の約1割強が筋肉量、筋肉力低下による転倒骨折と言われています。
そこで、地域の皆さんの筋肉量維持・増進にお役に立てられたらという思いで、社外のインストラクターを招き、瀬戸市社会福祉協議会の施設にて、太極拳、ヨガ、バランスボールの講座を実施しています。
地域セミナー、地域エンディングノート無償提供
地域に役立つセミナーを目指し、地域包括センターなどでセミナーを行っています。
セミナーでは、社内の防災士より防災の観点からのお片づけについて、エンディングノートの書き方について、社内管理栄養士から筋力アップ・食事術などをお話しています。
11月30日の人生会議の日にちなんで行ったセミナーでは、広島県のエンディングノート普及協会様より、講師をお招きしました。エンディングノートを大橋運輸にて作成後、セミナー内だけではなく地域包括センターや自治体などにも設置の協力をしていただき、無料配布をしています。
特殊詐欺なくし隊
特殊詐欺の被害の増加(件数・金額)の状況から、2021年3月8日、瀬戸警察署にて市内企業4社と「特殊詐欺なくし隊」を結成し、瀬戸警察より委嘱を受けました。『特殊詐欺被害防止』だけではなく、『子どもの犯罪被害防止』『女性の犯罪被害防止』のチラシの作成と配布し、注意喚起を行いました。また、市役所と地域のコミュニティセンター(やすらぎ会館)に『特殊詐欺防止パネル』を設置しています。
他にも様々な地域・社会貢献活動行っているのでホームページをご覧ください。
環境への取り組み:オオサンショウウオ生息地の河川清掃
大橋運輸を代表する取り組みのひとつが「オオサンショウウオ生息地の河川清掃」です。
大橋運輸がある愛知県瀬戸市は、国の特別天然記念物である「オオサンショウウオ」の貴重な生息地です。オオサンショウウオを守るため「瀬戸オオサンショウウオの会」とご協力して、生息地である蛇ヶ洞川とそこに設けられた人口巣穴の清掃活動を行っています。大切な種を守り、人と自然が共生する美しい里地里山を未来の子どもたちに遺すため、積極的に保護活動を取り組んでいます。
ダイバーシティの取り組み
経済産業省が表彰している100選プライムを受賞しました。2017年の新・ダイバーシティ経営企業100選に続いての受賞となります。
中小企業および首都圏以外の都市で初の100選プライム受賞となりました。
多様な属性の社員一人ひとりの活躍を促すための10年にわたる制度整備・組織風土づくりで社員のプロ意識向上と業績拡大を実現、中小企業のダイバーシティ経営のモデルへという部分が高く評価されています。
また、D&I AWARDでも2021年度から連続でベストワークプレイスを受賞しており、今年度はスコア98を獲得しています。
D&I AWARDは、ダイバーシティ&インクルージョンに取り組む企業を認定する日本最大級のアワードで、参加企業のD&Iの取り組みを100項目の指標「ダイバーシティスコア」で評価・採点し、スコアに応じてビギナー、スタンダード、アドバンス、ベストワークプレイスの4つの認定を授与しています。
LGBTQ・SOGI(性的指向・性自認)の取り組み
SOGI(性的指向・性自認)に関しての専門家を招き、研修を実施し、セクシュアリティの基本知識や性的指向・性自認に関するハラスメントの基礎知識などを学んでいます。
就業規則も改定し、同性パートナーも配偶者に認定し福利厚生の適用の対象にしたり、性自認と身体の性別が一致しないトランスジェンダーの方は本人の希望があった場合には通称名での勤務が出来るようにするなど、全ての社員がイキイキと能力を最大限に発揮できる職場環境作りを進めております。
また、中部地区で行われている性の多様性をテーマにしたイベントに参加しています。
名古屋レインボープライドに協賛
大橋運輸は名古屋レインボープライドに協賛しており、2012年虹色どまんなかパレードから継続して参加しています。すべての人がより自分らしく誇りをもって、前向きに楽しく生きていくことができる社会の実現を目指しています。
瀬戸市LGBTフレンドリー企業に登録
瀬戸市LGBTフレンドリー企業登録制度とは、一人一人が互いに人権を尊重し、多様な性を認め合い、誰もが自分らしく、いきいきと活躍できる社会の実現を目指し、LGBT等を始めとする性的マイノリティの理解の促進に寄与するために導入する制度です。
多様な性の在り方に対して理解があり、支援又は配慮した取り組みを実施している瀬戸市内企業(営利企業の他、NPO法人、個人商店、医療機関等も含む)が登録ができ、大橋運輸は第3号で登録しています。
女性社員の活躍サポート
柔軟な勤務体制
社員がワーク・ライフ・バランスを両立させることができ、その能力を十分に発揮できるようにするため、パート・正社員などの雇用形態を問わず、子供の急な病気など突発的な勤務時間・勤務日変更にも柔軟な対応をとり、子育て期社員へのサポートを行っています。
職種によっては在宅勤務も可能となっています。その結果、高い能力を持ちながらも、これまでお子さんの用事などでフルタイム勤務が出来ず、能力を発揮できなかった方が多く活躍されています。
短時間正社員制度
正社員・パートタイム労働者などの雇用形態にとらわれず、だれもがキャリアアップを目指すことができるようにするため、短時間正社員制度を制定致しました。2018年現在、2名がパートタイム労働者から短時間正社員に登用しています。
雇用形態にとらわれない働き方
パートタイマーの方=簡単な事務作業ではなく、責任ある業務を、やりがいをもって取り組んでいただけるように、勤務形態ではなく、ご本人の希望・能力・成果でプロジェクト・業務内容や責任・評価を決定しています。現在・管理職や本社責任者・室長として子育て期女性社員が活躍しています。
障がい者の活躍サポート
大橋運輸では、就労支援コーディネーターさんとの連携により、社会復帰をお考えの方やこれから社会に出られる学生さんなどを、「障がい者インターン」として受け入れ、職場実習を行い、環境に慣れ、仕事を経験し安心して就業して頂くための取り組みを行っています。
職場実習は、障がい者の方のペースに合わせサポートしていきます。双方が理解したうえで、採用に繋げていき、障がい者雇用率5%目指し取り組みを行っています。
もちろん、障がい者雇用率を上げることが目的ではなく、障がい者の皆さんが長く働き続けられる職場環境を整備すること、そして得意なことを伸ばし会社の一員として活躍できるようにサポート体制を徹底します。職場環境を整備することは、障がい者の皆さんだけではなく、従業員全員にとっても働きやすい環境へと繋がります。
男性の育児休暇取得促進
男性の育児休暇制度促進の為、通常の年次有給休暇に加え育児の為の有給休暇制度(育児休業期間が3ヶ月以内の場合、初日2日間を有給化する制度)を設けました。(ここでいう有給化とは、通常付与される有給休暇とは別ですので、通常の有給休暇残日数が減ることはありません。)男性育児休業取得率60%8名以上を維持するための社員への情報提供を継続しています。
社員が仕事と子育てを両立させることができ、社員全員が働きやすい環境を作ることによって、全ての社員がその能力を十分に発揮できるようにするため、パート・正社員などの雇用形態を問わず、子供を持つ女性社員で労働時間の短縮および勤務時間変更を希望する方に対して柔軟な対応をとり、子育て期社員へのサポートを行っています。
外国籍労働者の活躍サポート
新規事業拡張の為、2014年より海外出身の労働者を正社員として積極的に直接雇用しています。
通訳者をつけ意思疎通のフォロー
周囲の日本人労働者とのコミュニケーションに際しては、語学堪能な社員を通訳者につけることで円滑に意思疎通が図れるように工夫しています。
年1回の里帰り旅費の補助
年に1回母国に帰国できるよう旅費の補助をしています。
がん治療と仕事の両立をサポート
週3日勤務やホルモン治療との両立ができるような勤務体制など、ダイバーシティ経営の元で多様な働き方ができる職場を目指し、がん治療と仕事の両立ができるような仕組みを検討しています。